大橋から転属してきてから、すっかり存在感が薄れてしまった感が否めない車両ですが、
彼はまだ生きています。まだまだ頑張ります。
使命を終えるその日まで、しっかりと見守って生きたいと思います。
充当理由は道路の光景を見れば一目瞭然ですが、しかししかし、そうそう頻繁に見れる光景ではなく、
「これは夢なのか？夢物語なのか？」と疑いたくなってしまいます。
終着駅である世田谷区民会館は木々にかこまれており、
新緑も相まって、とても都心近辺とは思えないのどかな光景が展開されます。
サービスプロバイダーさん(東急トランセにおける乗務員の名称)もこの車も、このオアシスでつかの間の一休みです。
一度目にしてしまえば、「ああ、なんだ」と興ざめしてしまうかもしれませんが、
しかし、そんな簡単なことが何故か今まで実現しなかったのですから不思議なものです。
陽の当たりも相まって、バスの車体や樹木の葉が映えており、
世田谷通りも撮り方一つで絵になるんだなぁと実感させられます。